シャッターアイランド(2010,米)

シャッターアイランド 〜ちょー吹替えッスよ、ボス〜


レディースデイのユナイテッドシネマはカップルでいっぱい。平日の昼間だからまともな人はみんな仕事してるか学校に行っているだろう…と思って予告編が始まってから入ってみると、なんとまあ2/3以上の席が埋まっている。わーお、みんな仕事は?学校は??

うわさの「超日本語吹替」版で鑑賞。なんでも字幕を追うことに気をとられることなく映像を観ることで、謎解きに集中できるとか。なるほど、これで脳トレもばっちりだネ。
さて、ここからは内容にかかわる感想。ネタバレをするつもりはないけれど、念のため、文字を黒字にしておきます。





本作は開始早々ぶっ飛ばしてくれる。舞台は1954年、ボストン沖合いを進むフェリー。船酔いでヘロヘロのディカプリオ君が気分転換に甲板に出てみると、そこに一人の男がいる。ディカプリオ刑事は男に話しかける。
「君が新しい相棒か?」
「そうッスよ」
……。ちょっっ、ええぇーー??椅子からずり落ちそうになりました。なんなんだ、このWW2直後のアメリカ人は?戸田さんは一体どうしちゃったんだ!?正直、はじめはこのキャラ設定に気を取られてしまい、なかなかストーリーに追いつけなかった(字幕ではどう訳されているんだろう?)。
で、肝心の謎解きミステリーの方はというと、個人的にはまあアリかな。というのも、私は”夢オチ”か”幻覚オチ”のどちらかだろうと思っていたから。本作は決して夢オチではないし幻覚オチでもない。ちゃんと現実に起こっていることとして設定されている。そのような設定に、「まあアリかな」という評価です。
観終わってからあらためて、ディカプリオの相棒役チャックのキャラクターについて考えてみた。もしかして、あれはあれでアリかも。チャックを演じた彼にとってみれば、きっとチャックはあのようなキャラクターだったんだろうから…。



ということで、今回の感想は以上です。