2010-01-01から1年間の記事一覧
戦場でワルツを 〜劇画のインパクト勝利〜 前編アニメーションのドキュメンタリー。ブルーレイで鑑賞したためかもしれないが,非常に色彩がきれいで夢を見ているかのような(いやむしろ夢に出てきそうな)気持ちにさせてくれる映画。黒、青、黄色を多用した…
ハリーポッターと死の秘宝part1 〜そろそろ名探偵コナンくんの出番です〜 本当はユナイテッドシネマ・キャナルシティのIMAXで観たかった。でも終電時間から逆算するとどうやっても時間が合わずにムリ。結局、しぶしぶと普通の字幕で鑑賞。暗い,本当に暗い。…
裁判長!ここは懲役4年でどうすか 〜お堅い話だからこそゆるい感じで〜 ついにこの日がやってきた。シネリーブル博多駅での貸切鑑賞。なんと始めから終わりまで、正真正銘、私1人だけでした。まぁ普段の様子からしていつかこんな日がやってくるだろうとは思…
キス&キル 〜あらためて本家の偉大さを痛感〜 「恋した相手は、なんと凄腕スパイでした!」というこのジャンルも,いよいよ確立してきた感がある。スパイ・ラブコメ・アクションとでも呼びますかね。本作の少し前に公開された「ナイト&デイ」ももちろん鑑…
ノーウェアボーイ 〜これは伝記ではない〜 金曜夕方の天神東宝,お客さんは10人ぐらいかな。テレビCMもしていない作品だからもっと少ないだろうと思っていたけれど,そこはさすがに世界中が知っている,アノ彼のお話ってだけはある。 というよりそもそも福岡…
○カイジ-人生逆転ゲーム-(2009,日) えらく早い地上波放送だな、と驚いていたら、カイジ役の藤原竜也の新作映画の宣伝だった。 相変わらず藤原竜也くんは悩める青年役がハマっているけど、やっぱり全ては利根川役の香川照之さんに持ってかれている。やっぱ…
○ナイト&デイ(2010,米) トム・クルーズが凄腕スパイ。これだけで作品は8割がた完成したようなものだ。そこにキャメロン姫が加わるなんて。さすが二人そろうと貫禄が違う。ただそれだけで贅沢な世界観が作られてしまう。 ただし、主役級の二人を一つの作品…
彼女が消えた浜辺 〜イラン発・密室心理サスペンス劇〜 地味だけど味わい深い一品。なぜエリは消えたのか。このナゾを軸に、居合わせた人々の人間ドラマが繰り広げられる。 彼女は子どもを助けるために海へ入って溺れたのか。それとも勝手にバカンスを切り上…
ヤギと男と男と壁と 〜オビワンもびっくり〜グダグダ系コメディとしては昨年公開の「バーン・アフター・リーディング」以来の面白さ。あ、ジョージ・クルーニーはどっちにも出演してる。こんなに面白いんだったらシネリーブルみたいな小さなところじゃなくて…
○コーヒー&シガレッツ(2003,米)ロベルト・ベニーニ、スティーブ・ブシェミ、ケイト・ジュランシェットなどなど、ユニークな俳優さん(やミュージシャン)たちで彩られたエピソード集。かっこいい。コーヒー(たまに紅茶)とタバコだけでこんなコジャレた…
○ミルク(2008,米) ゲイであることを公表して公職に就いたハーヴェイ・ミルクの伝記映画。なので結末ははじめから分かっている。それでも特に後半以降、同期議員のダン・ホワイトとの駆け引きが始まると、緊張が高まってくる。 この作品の魅力は、やはりシ…
[ここひと月ほどは仕事がおしていて、集中せざるを得なくなっていて、映画館に行っていません。最近少し落ち着いてきたので、こないだ近所のレンタル屋に行ってみました。旧作全品100円。ブルーレイディスクでも旧作だったら100円。ということで、旧作BDを物…
インセプション 〜映画の、映画による、映画のための映画〜 火曜日の中洲大洋劇場のレイトショーには、私たちを入れて10名ほど。毎回思うのだけれど、ここは本当に穴場だ。外見からは分かりにくいが、中はキレイでスクリーンは広いし座席もゆったりしている…
コーヴ 〜いろんな意味でビミョーな気持ちになる〜 観よう観ようと思いながら、気がつけば上映は明日までじゃない!で、急いで観にいくことにしました。この作品を観て、私は大きく二つのことを知ることができた。まずは製作者側が意図する情報、つまり日本…
ソルト 〜意外にも旬な映画〜 仕事帰りのユナイテッドシネマ・キャナルシティ。レディースデイだからいつもより少し混んでるかもしれないなーというぐらいの気持ちで行ってみると…多っっ!そうだ、夏休みだった。小学生から大学生まで、普段はこんな時間に映…
借りぐらしのアリエッティ 〜マルクルもオヤジになったねぇ〜 いつものように、事前情報をなるべく入れないように気をつけてみにいきました。ちょっぴり切ないひと夏の思い出って感じのお話かなーぐらいの思いで。で、見てびっくり。なんという上品なお話で…
ハングオーバー 〜下品なんだけど品がある(気がする)〜 署名活動にも参加して待ちに待った公開です。シネリーブル博多駅のレイトショーは10人弱。いつもより多い。みんな待ってたんだろうなー。ブロマンスってことで男性同士の客もいた。というか女性一人…
レフェリー 〜イカした親父たちの戦い〜 この一月弱ですっかりにわかサッカーファンになってしまった。日本vsパラグアイは23:00キックオフ。仕事後にまっすぐ帰れば最短で20:30には自宅に着くので観戦には問題がない。しかし、この日私は、危険を冒してシネ…
アウトレイジ 〜これが漫才なら趣味が悪い〜 北野武監督の作品をはじめから終わりまできちんと鑑賞したのは本作が初めてなので、これまでの彼の作風はさっぱり分からない。予備知識ゼロで鑑賞。作品は端的に単調。それは人物描写、カメラワーク、時間の進み…
17歳の肖像 〜やっぱ邦題って大事〜 まずタイトルがすばらしい。「An Education」を「17歳の肖像」と読ませる邦題のセンスに、心が掴まれる。映画を好きな人ならきっと、「Girl, Interrupted」を「17歳のカルテ」と読ませたアンジーの出世作を思い出すはず。…
flowers 〜ぞっとするほど保守的な女たち〜 試写です。「企画・製作総指揮」が有名なCMクリエイターだそうで、観ていてなるほど納得。映画っていうよりも、テレビで長いCM観ているみたいだった。あ、といっても、何も登場人物たちがやたらシャンプーばかりし…
鉄男 〜あたしをひとりにしないでおくれよ〜 シネリーブル博多駅で今週限りの限定上映。私は仕事帰りに夕方18時ぐらいの回で鑑賞。観客は私を含めて3人。この映画館に満員の客がいるところには出会ったことがない。大丈夫かな。あまりアングラ系というか創作…
ゼブラーマン2 〜豪華な深夜ドラマ〜 大好きな仲理衣紗ちゃんを満喫しにキャナルシティのユナイテッドシネマに行きました。開始早々、2025年のヒットチャート40週連続1位に輝いた「ゼブラクイーンのテーマ」をプロモーションビデオつきでフルに流してくれる…
第9地区 〜新ジャンル誕生、マンガムービー〜 上映が終わって明かりが付いた時、気がつくと私はシートから半分ぐらい体がズリ落ちていた。開口一番「つ、疲れた…」。かなりのエネルギーが必要な映画です。この消耗感は何だろうか、その理由を考えてみた。ま…
矢島美容室 THE MOVIE 夢をつかまネバダ 〜みんなでいっしょに楽しまネバダ!〜 4月29日は祝日。この日は仕事が午前中で終わり夜は飲み会、というスケジュールだったので、昼間の時間を映画に使うことにした。一番観たいのは仲里衣紗ちゃんのダンス。でも「…
てぃだかんかん 〜きれいな海が見たかった〜 試写です。都久志会館。沖縄の海が大好きな地元の素朴な男性が、珊瑚の海の再生を目指して奮闘する様子を、男性の家族や友人、彼らを取り巻く人々とのかかわりを通じて描こうという作品。 いろいろとミニイベント…
シャッターアイランド 〜ちょー吹替えッスよ、ボス〜 レディースデイのユナイテッドシネマはカップルでいっぱい。平日の昼間だからまともな人はみんな仕事してるか学校に行っているだろう…と思って予告編が始まってから入ってみると、なんとまあ2/3以上の席…
マイレージ、マイライフ 〜旬なネタが詰まってる〜 あーおもしろかった。何が面白いって脚本が面白い。扱っている素材は、まじめでお堅い雰囲気になりがちだったり、暗くてお涙モノになりがちだったりするもの。なのにエンターテイメントとして作られている…
ブルーノ 〜女性ひとりで行くなら相当の覚悟を!〜 平日の夕方、ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13の中の200名収容スクリーンには3名の観客。中年の男性2名と私。私は前方ど真ん中。そして映画はスタート。 えーっと開始15分で、退席するかどうかをマジ…
プレシャス 〜何とまぁシンプルな物語〜 試写です。何とまぁシンプルな映画でしょうか。ストーリーは単純だし、登場人物は少ないし、場面は家か学校か道を歩いているかぐらいだし。だから分かりやすいけど、何だか淡々としすぎているような気もする。物語自…