ソルト(2010,米)

ソルト 〜意外にも旬な映画〜


仕事帰りのユナイテッドシネマ・キャナルシティ。レディースデイだからいつもより少し混んでるかもしれないなーというぐらいの気持ちで行ってみると…多っっ!そうだ、夏休みだった。小学生から大学生まで、普段はこんな時間に映画をみにいくことなんてなさそうな人達がたくさん。休日ほどではなかったけど、「トイストーリー3」なんてけっこう満席になっていたりして、賑わっていた。

で、私はこっち。トイストーリーもインセプションも気になるけれど、やっぱりアンジー好きとしては押さえとかないとね。

観終わって一言、「つっっかれたぁー」。ノンストップもノンストップな、全く息をつかせてくれないアクションムービー。最近では「第9地区」並の疲れる映画。

この作品の魅力は何といってもアンジーという役者、これに尽きる。タイトスーツにお下げ、ランジェリーにウェディングドレスにロシア将校の制服などなど七変化のアンジーが、これまたカンフーやらガンアクションやらバイクぶっ放すやら暴れまくる。たしかにトム・クルーズの他にこの役をできるのはアンジーしかいない。そう、一言でいうと、

アンジー劇場へようこそ!

もちろん、主演を引き立てるのには十分に単純なストーリーや、主演の他は全員脇役という人物配置もよかった。

それから意本作は意外にも旬な映画になっている。米ソのスパイ交換とかハニートラップとか。きっと製作者もびっくりしただろうなー。